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祭り
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作詞 福美 里流 |
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花火の火薬が空気を汚す
黒い浴衣で闇に紛れる
あたしの小さな手を握って
あたしの存在を教えてくれたあなた
ラムネもビー玉だけになってしまったし
提灯は数えるほどに減って
あたしはあなたがくれた金魚を持って
歩く置いて行かれないように
下駄の赤い鼻緒
少し痛いけどそれもまた風流
帰り道魔法は解けた後
夏よまだ終わらないで今伝えるから
生温い風はあたしの髪を肌にはりつかせて
汗ばむ手を握りしめて
声が震える
でも言わなくちゃ
黒い浴衣で闇に紛れる
あたしの小さな手を握って・・・
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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