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サクラ草
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| 作詞 名も無き旅人 |
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桜、舞い踊る入学式
僕の隣に座った女の子
ピンクの髪留めが似合う君に
僕は初めて恋をした
それ以来、ずっと君を思ってる
たとえ君が気付かなくても
隣に座った君に
一方的に感じた運命
友達の輪の中で笑う君は
とても愛しくて
あの笑顔を守りたいと
本気でそう思った
心に咲いたサクラ草
ずっとずっと咲き続けて
君への思いが止められないよ
甘く切ない初恋と
心のどこかで知りながら
優しい優しい春風が
吹き抜けていく通学路
部活でヘトヘトの僕に
いきなり話し掛けてくれた
予\想もしなかった事に
驚いてあたふたしてる僕に
君が「おもしろいね」って
優しく笑ってくれた
君は僕が思ってる事に
気付いてくれるんだろうか
「好き」って言う気持ちが
心の中でくすぶってる
心に咲いたサクラ草
静かに揺れるその花に
笑ってる君を重ねて
このまま桃色の花は
切なく散ってしまうのかな
それから、風の便りで聞きました
君に彼氏ができたって
君を思っていた日々は
心のどこかにしまっておくよ
そうして、僕の初恋は
切なく散ってしまったよ
まるで、枯れていったサクラ草のように
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