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猫のパレット
作詞 設楽
太陽の光も届かないうす暗い路地裏で
僕は古びたゴミ箱の上でうずくまる

人々は僕を見て「かわいいね」って言うけれど
実際は薄汚れたただの猫だよ

誰も拾ってくれないひとりぽっちの僕

錆びついて鮮やかな色を失ったフェンス
歪んで元の形すらわからない金網の間から
僕の目に映ったのはこれまで見たことの無い
透き通ったような青い空と白い白い雲だった

色のある景色から僕の目に光が灯った
上を見上げて差し込む光に目が眩んだ

人々は珍しそうに僕を指差して見る
薄汚れたただの猫なんだよ

僕は西へと走った オレンジ色の宝物へ

むせかえるような深いオレンジの夕陽
僕のパレットには青と白とオレンジ
黒や灰色のモノクロなんてもういらない
もっともっと鮮やかな色が欲しい

色を探そう 僕のパレットに色を増やそう
いつか絵をかきたいんだ いろんな色の
猫の僕には無理かもしれないけれど
いつかきっと必ず描こう そして君に
大切な君に僕の絵をあげよう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 猫のパレット
公開日 2006/03/29
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 猫の視点(?)から描いてみました^^動物の視点からの歌詞は初めてなので変かも・・・
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