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雪見
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作詞 沼崎千怜 |
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空気中で溢れかえって 響き渡る音
耳に入り込んできた君の声
振り返って見るけど 君はいなかったよ
静電気みたいに 体に走る衝撃
心境は関係なんて よく言えたもんだ
高く青く空を見上げた
澄んだ瞳が巡り巡った
透けた瞳が語りかけた
手と手を合わせて 振動が伝わって
握り締めたはずの腕が震えた
かがみこんだ自分 世界でちっぽけだった
闇に透明や澄むなんて無いよ
君の声が聴けないという大嵐がきたよ
行くてをふさいだ 冷たい霧
耐えられないなんて 悲しすぎた
ひどく褪めた瞳を閉じた
君の声と私の声と冷気
混じり合ってできたのは
胸を突き刺す永遠の音
考えるより行動なんて
できるもんじゃない
ひどく冷たい雪をすくった
涙が溢れて頬をつたった
手がかじかんで動かなかった
君に伝えたいことがある
それはきっと永遠なんだ
二人寄り添って雪見
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