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ウィロウ
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作詞 楊柳 |
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初めて貰った呼び名
ウィロウという呼び名
こう呼ばれると新しい自分のようで
自分を誇れることが出来そうで
この呼び名が好きだった
何度か変わろうと
それでも自分を捨てることなんて無理で
結局何年も
変わらぬ自分を続けているんだ
どうして自分の抜け殻をつくれないのだろう
そんな答えはまだ見つからず
ウィロウという呼び名だけに
全てを託そうと思った
変わりたい自分
変われぬ自分
どちらも自分と知っておきながら
いつもスリルだけを求めてしまう
ウィロウになったら
どんなスリルも味わえるのだと
そんな希をもっていた
足りないものは何か
その答えはあっさりと見つけられた
「自信」
気持ち負けとか気合負けとか
一番悔しい負け方で
時に自信を失う自分が恥ずかしいよ
だから自分は信じれなくとも
ウィロウという呼び名を信じてみるよ
ウィロウは自分でありながら
そうでない
それでもウィロウは
初めて貰った呼び名だから
永久(とわ)の輝きを失わず
風に靡くその姿に目を奪われ
そして憧れに導かれ
ただ辿り着けることを願うよ
ウィロウという呼び名に
願いを託してみる
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