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たったひとことが、いえなかった
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作詞 流世 |
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僕は愛するってことを
知らなかった
だから 今 こんなにも刹那い
離れてからきみがすきだってやっと気づいて
でも きみにはもう想うヒトがいて
とても とても 哀しい…
だけど、僕はすきだと想う気持ちを理解できなくて
だから、きみのココロは僕じゃないヒトのもの
だれかをすきになることに怯えてたんだ
「裏切られるコト、」「傷つくコト、」
「想うコトの重さ、」
「苦しさ、」「寂しさ。」
僕はいろんなコトが怖くて それから逃げてた
そしてきみじゃないヒトをすきになったふりして
違う方向に僕は逃げ出した
それさえも「すき」という感情じゃないのに
自分をごまかした
本当の恋より 嘘の恋の方がラクだったから
もちろんそんなのは長く続かなくて
クリスマスが来る前に僕は一人に戻った
きみは誰かに聞いて僕にメールをくれたね
でも慰めの文字は胸に痛くて
画面に苦く笑っただけだった
カラダだけの関係も少し持った
でもきみがちらついて
やっぱり一人になった
今 きみは きみがすきなひとのことで笑ってる
鼓動が激しくて 涙が出そうで
友達になって5年もたつけど
きみの前では泣きたくない
きみとこうやって笑っていられるだけでいい
すきといったらこのバランスは
崩れてしまうだろうから
卒業したら僕は都会へ行くけど
きみとはずっと馬鹿やってたい
きみと会えたことは少しだけツライけど
それよりももっとずっとウレシイから
この奇跡をくれた残酷な、信じてない神様に感謝しよう
ねぇ 僕はずっときみのそばにいたいよ
想う気持ちだけはとまらない
これだけは許してね
…ほんの少しだけ思った
「壊れてもいいから きみに いいたかった」
たったひとことだけ
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