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綺麗すぎる世界
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作詞 月猫 |
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言うほどに世界は壊れていないし
思うほど汚くも愚かでもない
要するに敗北した責任を
なすりつけて満足していたいだけ
どう逃避したところで結局は
ひとつの答えに帰結するだけさ
僕が叩き潰され打ちのめされ食い荒らされ
治療も奇跡も無駄なほどに踏み砕かれたのは
きっと僕が信じがたいほど不要だったから
全部僕のせいで世界は何も悪くない だろう?
寛容な世界は今に至るまで
僕がいることを黙認していた
けれどそろそろあまりの善意に
僕のほうが我慢できなくなりそう
もっと嘘を 汚らしい所を
見せてくれないと僕は消えたくなる
どう蔑んだところで世界はとても綺麗
僕は不要どころか害をなす存在で
だから明日僕をやめたいと思うんだ
僕みたいな奴に生きるなんて素敵すぎて ねえ?
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