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黒の街〜君、捧ぐ歌〜
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作詞 憂乃真也 |
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まるで石榴の実のよう。
真っ黒の太陽と月さえも無い。
街人も真っ黒で何もかも黒。
ただ一度、真っ赤になる、日。
「悪夢の詰ったパイをどうぞ」
食べればトロリ、赤が溢れる。
周りから特別な目線、扱い、言葉。
殴られ、 笑われ、 甚振られ、
感じさせて、生きてる者の体温。
何も考えないで、魔女に会って、ホラ、
そ な ふ お れ か ら を
ノ イ デ ノ ノ イ ク 、
楽しめばいい。
特別、トラウマ、笑っちゃうぐらい
妖しくなればいい、その内。
太陽が出れば月が出れば
「私を求め彷徨うでしょう?」
飢えし者を照らす太陽、
魔物と呼ばれた男、
哀れな最後、
愛しき者守れずに、
殺された男、
馬鹿な魔物の物語、
眼の無い女の物語。
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