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IF・・・
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作詞 龍泉 |
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好きだという言葉に「特別」を見出し
その気持ちだけで満たされてた
募る思いを胸に燻らせながら
その気持ちを言葉にする術を持たなかった
たった二文字の言葉で
今まで築いてきたモノ全てが
音を立てて崩れていくことが恐かった
もしも 願が叶うなら
貴方は私に振り向いてくれるでしょうか
自分の心に鍵をかけた臆病な私に
気がついてくれるでしょうか
叶わない思いが交差する中
瞳からこぼれる雫に言葉無くたたずんでいる
巡らせた思いを「秘密」の言葉で封じ
笑顔という仮面の奥に隠し持っていた
伝えたくなかったんじゃない
曝け出すだけの勇気がこの胸を訪れなかった
君の瞳が曇る術が
私のこの思いだというのなら
偽りで覆い隠してしまうことしかできない
もしも また生まれ変われるなら
貴方に愛される人間になれるでしょうか
真実を口にする権利を
私は神から与えられるでしょうか
紡ぐ音を失くした喉は
言葉にならない吐息を空気中に奏でた
もしも 全てが許されるのなら
私は貴方のもとに駆け寄りたい
微笑を称えたその頬に手を添えたい
その時あなたは
苦しいほどに私を抱きしめてくれますか
「愛してる」の言葉と一緒に・・・
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