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パンドラボックス～開けてはならない箱～
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| 作詞 *大樹* |
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目の前がかすんで見えた。僕はそのとき何かが、体の奥の何かが動いたんだ。パタンと何か箱が閉じるようなそんな音。すべてを拒む箱…
そんな箱いらないよ
僕がほしいのは決して開けてはいけないパンドラボックス。この箱には夢や希望がある。開けた人しか知らない。そんな箱。
勇気が足りない。
創る勇気。開ける勇気。
ソ\シテナニヨリモ『ウケイレルユウキ』
自分の箱は開けて中をたしかめたい。けどまだ早い気がする。開けても何も出てこない。
ソ\ンナキガスルノダケレド
強くなりたい。
今僕が持ってる箱『すべてを拒む箱』きっと僕をも拒む箱。僕が僕に拒絶されたら誰を信じるの?
ダレモイナイヨ…?
真っ暗。落ちてる。長い間。童話にあったなぁ。そぅ。それは確か…。
『不思議の国のアリス』この後時計をもったウサギが
デテコナイ
目の前に広がる黒。何も見えない。不安で。どうしよう。でも何か不自然だな…。そっか…
ジブンガヒカッテル。ジブンノテガミエル。。。
少し大きくてつめが長くておまじないでやった小指のマニキュア。生命線が短くて。。。指紋が少し変で…たしかこぶしの大きさって心臓の大きさなんだよなぁ…
アッタカイテダナァ…
自分のことよく知ってる。いつも無理してくじけて。一生懸命背伸びして…。作るの。自分を。かっこいい自分を。相談や愚痴を聞いてその人にあった答え出して…
ムリシスギダヨ…。
スポットライトの下。箱。『開けるな危険。』開けるなって言っても鍵ないし。
ジブンシンジテミレバ？ホラ、シンゾウトオナジオオキサノテ…。
何か持ってるよ…？
ヵ…ギ………？
パカッ…開いた。たくさんまぶしい光。あったかいよ。すっごく…。
ジブン…シンジタヨ…
アイタヨ…パンドラボックス…。
タクサンノアッタカイ…ハイッテタ…。
シンジテクレテ、アリガトウ
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