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人形
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作詞 どぶはまり |
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僕も結局は人に作られたモノだと知ったとき
どうしようもなく涙が溢れて
夢が結局は人を模倣したモノだと知ったとき
どうしようもなく悲しく思えた
何時の間にやら増えすぎた重圧を抱える両手が
何時の間にやらギシギシと音なんか発し始めたから
僕だっていつか壊れてしまうんだと知った
だけど
所詮そこらの人形とさして変わりは無い
探せば違いは出て来てもそれは決定的じゃないから
所詮そこらの人形とさして違いが無い
安物の命が尽きたってそれは悲しいことじゃないから
人を模倣し作られて
人を模倣し生きるなら
そんなの少しの価値も無い
僕も結局は人を追いかけるモノだと知ったとき
ただひたすら情けなく思えて
夢も結局は人に付きまとうモノだと知ったとき
ただひたすらつまらなく思えた
何時の間にやら生み出された人形はいつまでたっても
何時の間にやら理由もなく人間に変わりはしない
僕だってすぐに変われはしないんだと知った
だから
所詮そこらの人形とさして変わりは無い
探した違いが出て来てもそれが決定的じゃないなら
所詮そこらの人形とさして違いが無い
そんな人形が壊れても決して困ることなどないから
人を模倣し作られて
人を模倣し生きるなら
そんなの少しの価値も無い
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