|
|
|
電話
|
作詞 Wiтё Вαlαηсё |
|
あの日2人で交わした約束
「不安になったらお互いに話そう―\―\―\。」
仲直りしたあの日から
ボクは毎晩キミに電話をかけるようになった
でも電話ごしのキミはいつも悲しい声・・・
なんだかすごく不安になって
今すぐキミを抱きしめないと
震えが、このままずっと
永遠に止まらない気がした
強引なのは分かってた
だけどこの手で今すぐ抱きしめて
不安をキミにぶちまけたかったんだ
気がつけば夜中の12時17分
ボクは車に乗り込んでエンジンをかけていた
携帯で繋がっているだけのボクとキミ
キミは困った声でこう言った
「こんな時間に・・・怒られちゃう。
お願い、やめてよ・・・。」
また泣かせちゃったね・・・
でももうキミのうちに着いちゃったから・・・
窓越しに見つめあう
こんなに近くにいるのに・・・
キミが玄関から出てくることは許されない
そう、そんなこと最初から分かっていた
キミのことになると理性を失うよ
キミの頭を撫でて
ぎゅっと抱きしめて
キミにこう聞きたかったのに・・・
「どうしてそんなに悲しい声なの?」って
結局、ボクは窓越しにその言葉を言った
携帯から聴こえたキミのかすれ声・・・
「私が言ったから電話をくれてるの?
無理して電話をかけてくれても嬉しくないよ・・・
私が頼んだからしょうがなくかけてるんでしょ?」
涙を堪えながら震えた声で
精一杯にキミはボクに伝えてくれた
キミの不安を
―\―\ありがとう。―\―\―\―\
ボクの気持ちはね・・・
仕事で疲れてたって
可愛いキミの頼みだからきいてあげたいって
キミにもう寂しい想いをさせたくないって
そう思って毎晩電話してるんだ
それに・・・キミの声が聞きたいから・・・
そりゃ最初のきっかけは
キミが頼んだからかもしれない
でも今は
ボクが電話をかけたいって思うから
かけてるんだよ?
不思議だよね・・・
だってキミの声を聞かないとね
ボクは安心できなくて不安で
眠れなくなっちゃうんだから
キミの存在はボクにとって大きいよ
明日の仕事に支障が出たって
死ぬわけじゃない
キミのほうが大切だから・・・
キミが嫌がったって
毎晩電話するからね
大好きだよ
|
|
|