|
|
|
未練
|
作詞 戌子 |
|
誰も自分を解ってくれないと嘆くのは
自分が誰の事も解ろうとしてないから?
守り抜くはずの紅い命や黄金色の約束は
時間と共に色褪せ風化しもう形すらない
帰る場所がある事は何よりの支えだったから
困難にも捨て身で立ち向かう事が出来たんだ
涙を零さぬよう見上げた空に雲が滲んで
見渡した海に無力な自分の存在を知った
愛する君が正義の主人公なら
僕は魔王の城で待っててやる
愛する君が光の天使なら
僕が向かうはマグマの地獄で
愛する君が七色の夢を掴むなら
僕はそれに雨を降らせ虹を作る
信じようにも信じられなくて、信じたくなくて
裏切りを許せる訳もなく傷は今も癒えやしない
愛した君が何かに疲れ失望し泣きわめいて
この扉を叩いて僕の元へ帰っては来まいか
そんな僕の腐った願いは
勿論永遠に叶いそうもない
|
|
|