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きりさめ
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| 作詞 那乎 |
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雨みたいな 私の泪
揺れて返す 波とは異なり
様々な感情を抱かせ
最果ては落ちていく
大嫌いと云った私の声は
雑音に掻き消されて霧雨の中に解けていく
近づいてくるは孤独によく似た
寂しさを募らせて流れる朱に身を任す
錆付いた 脳にもう酸素はいかない
筈なのに 何故か生きている
不可思議な 思考を繋いで
見ているわ 青い粒
貴方の笑顔が纏わり付いて
逃れようと濡れても貴方を恋しく思う
握った刃の冷たさも忘れ
折角繕った笑顔を赤い線で思い出す
雨は止んで また貴方を思い出し
ぽつぽつと 私に降り注ぐ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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