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卒業
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作詞 ★SUMOMO★ |
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ふと思い出す君と出会った日を
心の中で思い出して
顔にだした覚えはないのに
気付けばニヤつきながら笑っていた。
寂しくなるなと思うけれど
過ぎ去った時間は帰ることなく
時間(とき)は今もウツロイゆく
泣きながら君と帰った並木道
慌てて渡った 信号も
今となっては見えなくて
いっそのこと泣き叫べられたなら
どんなに楽だったことだろう
いつも どんなときも
本当の気持ちをさらけ出せず
押さえ込んだままだったから
今もなぜか素直になれず
笑顔でいることは
とても今のボクには難しいよ
だって
こぼれる涙を抑えることで精一杯だから
でも
最後だから思い切って言うよ
素直になることは恥ずかしいけれど
「ありがとう」
この一言に全てをこめて
ボクは少し泣いちゃうかもしれないね
君の顔が涙でくもってしまうかもしれない
顔をりんごのように赤く 照れながら
頬をつたう涙は熱くて
どうしようもなくなるかもしれない
でも最後だから
最後だからいうよ
「ありがとう」
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