|
|
|
午後
|
作詞 邑 |
|
助手席の君が呟いた言葉
あまりに悲しそうな一言
言葉の意味も
言葉の重さも
何も知らないままで良い
何も知らないままでいたい
ラジオの音が僕らを掻き消す
君の涙を掻き消す
僕の苦さを掻き消す
君が呟いた「ごめんね」
もう二度と聞く事なんてない
だから意味も考えずに
僕はそっと微笑んだ
偽りの愛
偽りの笑顔
君が僕の事を愛してくれるなら
何故泣く必要があるだろう
濡れた頬の冷たさなんて
知る必要があっただろう
君は届かない所に居た
君は僕の物じゃない
君は誰かのものだった
君の愛は
僕を知らない
君が好きなのは
誰なんだろう
僕は
そっと微笑んだ
|
|
|