|
|
|
―\―\―\銃―\―\―\
|
作詞 雪*華 |
|
キミの持っているその銃で
ボクを撃って欲しいんだ。
どうせ頼んでも頼まなくても
結果は同じさ。
キミはそのガラクタでボクを殺しに来た。
そうだろ?
さぁ早くその銃でボクを撃ってくれ。
・・・・・・・・・・。。
怖気づいたのか?
決めたなら最後までやれよ。
なんで撃たねぇんだよ…。
ボクはこの人生に嫌気が差してる。
こんなだからお前の決めた事、協力してやったのに…。
何泣いてんだよ。
親友殺すのがそんな怖いか。
ボクならやる。
親友が苦しんでるんだぜ?
救ってやろうよ…。
ボクは泣いて苦しんでいる親友にそう言った。
暗く、静まり返った細い路地に銃声が響いた。
真っ赤な血のその向こう。
真っ赤に染まっていたのは キミ。
ボクは言った。
「苦しんでいる親友救うのは普通だろ?
ボクはキミを救ったんだ。」
そう。ボクはキミを救った。
迷っている崖っプチの所から
背中を押してあげたんだ。
銃を持った手でね。
ボクはその場を後にした。
|
|
|