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君のトナリ
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作詞 おそね |
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この部屋の窓から続く 冬を感じさせる空
青白い空は 私の肌と同化して分からなくなった
右側通行の小学生達は空を見上げて
「月が出てる」って大声で言ったよ 月に届いた
月は泣いたの だって悲しいもの
「出てる」じゃないの 前からここにいたんだよ
君のトナリで僕はずっと話続けた
君は僕の言葉より雑誌を選んだんだ
いつの間にか僕は 君のトナリに見えなくて
今日「出てきた」僕はずっとここにいたんだよ
今日夢見が悪いのはそれが正夢だから
君が居た そして消えていったんだ どうしてかな
涙が出なかったんだ 本当は悲しいはずなのに
僕にはそんなに君が見えてなかったのかな
間違えたわけじゃない でも正解だったわけでもない
月の道しるべに 僕は背いていたのかな
教えてくれた君は 僕には写ってなくて
悲しくて泣いたんだ 犬が死んだ日以来だよ
普通に言った言葉は 君には凶器だったのかな
お願い「出てきて」よ 違う 今もいるのにね
君のトナリで僕はずっと話続けた
月の道しるべは必要がなかったのかな
普通に言った言葉は 君には凶器だったんだね
お願い傍にいて 違う 今もいるのにね
だってほらこんなに背中があったかいもの
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