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気まぐれなワルツ
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作詞 バースト |
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ルビー色したワインに溺れても舞台に立つ
逆十\字刺し込む心臓ではなく頭
五体不満足の蜘蛛がにやけて
死体だけ巻き上げる血塗られたクサビ
片翼の蝙蝠が舞い上がる
今日も半分明かりの消えたオペラで終幕を迎えて
醜い本性隠した役者
気まぐれなワルツ後ろ目痛さ響かせて
まやかしのワルツ宙で回り続けるコイン
短剣を心に刺してスペード気取り
二つ頭の蜥蜴は争わず
抜け落ちた髪排水溝へと流れてくれ
赤目と鼠だけじゃ物足りず
本日奏でられたオペラは復讐だ素晴らしい序章だった
人になりたいと願う楽器
おぼろげなワルツ鏡の中の自分と踊る
くちびるのワルツ真偽などはお構\いなしに
ルビー色したワインに溺れても舞台に立つ
気まぐれなワルツ後ろ目痛さ響かせて
まやかしのワルツ宙で回り続けるコイン
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