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木漏れ日
作詞 そらびと
大切にしていたぬいぐるみを失くした
幼い私は家中を探したけれど
結局見つからなくて 
部屋の真ん中で屈みこんで泣いた

冷たい床が少しずつ体温で温まっていく
手の平は涙で濡れていく

それは木漏れ日の揺れる
優しい午後の出来事だった

今の私はそんな午後を忘れて生きている
大勢の人たちが行き交う街中で
同じ道を行ったり来たりの毎日

それでも笑える時も涙する時もある
非力な私でも重い荷物を持って
何かに負けないように毎日頑張ってる

ヒールの音が私の強がりを強調する

本当はあの時と何も変わってない
必死で何かを探して迷って
結局見つけられないまま 
たった一人で部屋の真ん中で過ごす夜
誰にも寄り添えないまま泣いている今の私

そんな私を見つめる小さな私が
「大丈夫?」って問いかける

木漏れ日の射す窓のある部屋の真ん中で
屈みこんで泣く幼い私に
「大丈夫だよ」って言える強さは今の私にあるのかな?

あの優しい木漏れ日を思い出した頃には
私の涙は乾いていた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 木漏れ日
公開日 2006/02/24
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 初めて書きました。よろしくお願いします!
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