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消えていった命
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作詞 ゆう |
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残された命が
手のひらに載せた砂のように
さらさらとこぼれ落ちていくのを感じた
残される私は
彼の命をつなぎ止めるように
もう力の入らなくなった彼の手をにぎる
昨日の今頃
彼はまだ生きていた
額に汗をかき
ふれると暖かかった
昨日の今頃
彼はまだ生きていた
目に涙を浮かべ
懸命に口を動かそうとした
冷たくなった彼に触れる
最期の別れの時が近づく
花に囲まれ
安らかな顔をして
彼はもうしゃべらない
もう少し
もう少し
一緒にいたかった
もう会えないことが
さびしくて
さびしくて
さびしくて
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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