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幸せ荘にて
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作詞 銀狼 |
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幸せな昼寝から目覚めたあとで
現実が運んでくる妙な焦り
夢の中でも君はやはり可愛い
ハイライトのように蘇ってくる
たぶん妄想を繰り返しすぎて
自己暗示にかかっているんだと思う
とっくに愛想を尽かされてるのに
コンビニから帰ってくる君を待つのさ
帰ってきたら 飛びついてくる君を避けて
いじけたとこで 嘘だよって抱きしめるんだ
不意に鳴るベル まさかな…期待なんかしない
「お届け物です」 近頃涙もろくて困る
男らしい人が好きだと言うから
強い自分を演じていたけれど
鏡に映る泣き顔を見ながら
君の選択は正しかったと笑う
未練が研ぎ澄ます僕の感覚
いたる所で君の欠片に反応する
誰かに呼ばれたわけでもないのに
ドラマチックに振り返ってみたりするのさ
苦い日常に 注がれた愛情のミルク
君の全てが 全てが懐かしく感じる
もう寝ようかな 一緒に観てたホラー映画も
独りで見るんじゃ 全く意味がないと気付いた
僕があげたティファニーのネックレスは
置手紙と一緒に置いてあったけれど
君がくれたお揃いのストラップは
捨てたフリして大事にしまってあるんだ
次の休みに この部屋を出て行くつもりだよ
埃(ほこり)のように 纏わりつく過去にサヨナラを
出来るだろうか 全くもって自信はないけど
まぁ今のとこ この部屋を出て行くつもりだよ
あれそういえば 先週も同じこと言ってたな
でも今度こそ 今度こそ出て行くと決めたよ
さあ寝ようかな 男らしく決意も出来たし
夢の続きを 君の温もりに会いに行こう
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