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あたし達は太陽だった
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作詞 黄色いチューリップ |
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あたし達は 互いが互いの太陽だった
けれど あたしにしてみれば
君は太陽で
あたしは月で
太陽の光なしでは輝けなかった
「俺達って 月と太陽かもな」
そう 言ってたね
「どういう意味?」
って聞いたら
「お前が太陽で俺が月 月ってさ太陽がいてはじめて輝けるんだぜ」
そう 言って
微かに笑った
「あはは それじゃあ逆だよ」
あたし達は 互いが互いの太陽だったのかもしれないね
あたしは 君が微かに笑った時の顔が
泣きたくなるほど好きだった
「あたしが死んだらどうする?」
って 聞いたら
「馬鹿な事言わないでくれよ」
って 言った後
「じゃあさ 死んだら新しく好きな奴つくって幸せになってくれる?」
って 言ってたね
「じゃあ あたしが死んじゃった時もあたしのこと忘れて幸せになってよね 君の太陽となれる人とさ」
って 言ったら
「お前を忘れろって?んなこと出来ねぇよ」
そう言って 抱きしめてくれたよね
あの時の 意味の言葉が
今でも心の奥で響いているよ
あの日は 付き合いはじめてから
1ヶ月経ったから遊園地に行く予\定だったんだよね
なんであの瞬間に車が来たの?
あの瞬間 君は笑顔で手を振りながら
あたしのとこへ駆けてきたんだよね
そして 車のブレーキ音と 近くにいた人の悲鳴がどちらが早かったのか
あたしにはわからなかった
ただ 宙に浮かんだ君の姿を呆然と
見つめていた
なんで 君が死んでしまうの?
神様は 不公平だ
君からは 人生を奪って
あたしからは 君を奪って
あたし達を 引き裂いた
神様なんて いないよ
君が死んでからの日々は 無に等しかった
全てが 色を失った
あたしの世界が
あの日 あの瞬間 君の死を受け入れた瞬間から
停まった
それでも あたしは 死なない
今も 君は生きている
今でも 君の存在を感じる
でも 君はいない
何処を見ても君はいない
君が死んで 気になったことがあるんだ
聞いてもいい?
置いていかれるのと
置いていくの
どっちが つらいことなんだろうね
君は どう思う?
あと君が言っていたことで 当分守れないことがあるんだ
少しの間 君以外の人は愛せないよ
数年後になったら
きっと違う人を愛せるよ
でもね 君への想いは
永遠に消えないよ
君への愛はここにあるから
君は太陽で
あたしは月で
太陽の光なしでも 月は微かにでも輝けるはず
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