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偽善
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作詞 基央。 |
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俺は作文が嫌いです。
綺麗事しか書けない自分が嫌いです。
困ってる人がいたら手伝ってあげる、とか
ああいうことはしちゃいけないと思う、とか
そういうの書く度に思うんですよ。
人ってのは綺麗事の上を歩いていくんだなぁって。
「優しい人間」アピールしまくってんなぁって。
そういうのってさ、「偽善」っていうんだぜ。
心の底からの優しさじゃなきゃ、偽りなんだぜ。
まあ、誰でも自分が一番可愛いんだけど。
俺もそうだけど。
人のこと考えてる人ってのは少ないんですよ。
「助ける」=「自分のポイントUP」みたいなね、
公式が出来てるわけですよ。
そりゃあねえだろ、みたいなね。
「優しさ」ってなんだよ、みたいなね。
俺がどうのこうの言える事じゃないけど、
「偽善」って言葉がなくならねぇとさ。
つーかなくさねぇとさ。
いけないと思うんだよ。
俺が言える事じゃないけど、
「偽善」に支えられてるんじゃねぇよ。
・・・ほら、綺麗事ばっかでしょ?
だから俺は作文が嫌いです。
でも、こういう自分は結構\好きです。
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