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ただの雑草
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作詞 RYO |
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雑草を何度も何度も抜いたとしても
必死にまた姿を現わしてきて
その光になりたいと手を広げていた
風にゆられて
雨に打たれて
人に潰されて
それでも空へ空へ ただ儚い空へ
涙が零れ落ちても ただ前だけを向いて
紙くずをくしゃっと丸めるように
心がくしゃっと縮まった
その雑草になりたいのだと つぶやいて
この手を大きく広げても
支えられるだけの根がなければ
しっかりと足を踏み出すと
振り向けば足跡は雨にも消されず
いまからでも上を向いて
雑草と一緒に大きく光になろう この身体で
ただ無心に雑草のように前だけを向いて生きていくのはとても難しいこと
だから特別な花とかになりたいんじゃなくて
ただの雑草になりたい
そうして自分に厳しくただ前だけを向いて進んでいきたい
どんな時でも諦めないように
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