|
|
|
橙
|
作詞 楠木葵 |
|
世界はいつも 自分中心に回っていた
現実はいつも 他人中心に回ってた
心はいつも 傍に置いておきたくて
涙はいつも 浮かべて沈める海だった
愛はいつも 背伸びすることで 見てきたよ
昔も 今も これからも
いつだって 堕ちるところまで
堕ちようとしても プライドがブレーキかけた
知った痛みは 忘れていくもの
ゆっくりと オレンジの光が
照らそうとするから 眩しくて目を閉じた
避けた明日は もう来ないから
人はそれを 義務と名づけた
僕はそれを 運命と名づけた
人はそれを 捨てていくことで守った
僕もそれを 愛とは思わないで捨てた
夕陽にいつも 君を重ねることで 紛らわせた
この気持ち 今も 何の為?
これからも 前向くことで
ひたすら鎖を 抜け殻の自分が守っていくのだろう
反抗したくても 頼っているからだめなんだ
ゆっくりと オレンジの光が
沈んでいく様を見て 怖くて泣いた
裂けた心は もう壊れるしかないから
叫んだ声は もう届かなくて
零した愛は もう忘れられていて
それでも
オレンジの光 今も照らすから
孤独も 今も 僕も 重なった影も消えていく
いつだって 堕ちるところまで
堕ちようとしても 怖くて逃げ出していたんだろう
名前も知らない けど忘れない
ゆっくりと 僕たちの光を
オレンジ色に 変えていこう
逃げた明日は 追いかけるしかないんだ
人はそれを 醜いといった
僕はそれを 美しいと思った
人はそれを 壊して捨てていく
僕はそれを 一つずつ拾っていこう
|
|
|