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忘れたいモノ、忘れられないモノ
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作詞 希莉 |
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「生」に疎ましさを感じていた。
気づけば口癖は「死にたい」
どこにいても、誰と話していても。
体はむしばまれていった
思う度に、自身を傷つける度に。
あたしにもっと光が当たればって。
みんなの光がなくなればいいって。
そう思う自分に嫌気は差した
でも感情は止められなかった。
どっかに掃溜めが欲しくて
とりあえず自分に穴を開けた
そっと。目をつむって。唇を噛み締めて。
何も考えたくない。何も感じたくない。
消えてしまえたら。
その度に自分が生きていることを思い知らされる。
心が。穴の中に。鈍い音を立てて落ちた。
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