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俺が友達信じなくなった理由。
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| 作詞 わたげ |
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俺が友達信じなくなった理由。
それは何個かある。
まず一個目。俺がこの前まで一番信じていた友達に 俺はある大きな秘密を言って
「ぜってぇ言うじゃねえぞ」って言って そいつも「おう、約束する」って言って
「約束」を交わした。
けどその約束は あっという間に破られた。
そいつは約束を守っているふりをして 友達のノートに、「極秘」とか書いて 俺の秘密をばらしてた。
・ ・ ・ ・ ・ ・悔しかった。
それが第一、結構\なショックだった。
そして二個目。ある友達がいて そいつは俺に「もうはなれてってくれる？関わるな」 って言ってきた。
そいつは俺に色々な相談をしてきたりして すっげえ仲良かった。
だけど そいつは精神的な病気で
もう人と接することに疲れたって言っておいて
俺以外の奴とは 楽しそうに喋っている。
「俺の本当の本性は、お前が思っているような奴じゃないから。さようならだな」
俺は嫌われていたんだな 利用されてたんだなって
その時知った。
“友情なんてもろいもの”
静かな驚きと悲しみと人を信じられない心が
一度に生まれた。
なんで 俺の近くにいる人ばかり 離れていくんだろう 俺が何かしたからか？ 俺がいると嫌だからか？
それなら俺はもう 誰とも何もしない。
そう決めた。
それから池田に出会って
最初は俺はもちろん口も聞かず 話そうともしなかった。
けど池田はいい奴で 本当にいい奴で
「・ ・ ・ ・ 信じてみてくれよ」
池田のこの一言で 俺はやっと一人 心を開くことが出来た。
けどある日 池田と話をしていたときだった。
「俺 実は不良なんだよ〜」
「は？何言ってんだ池田」
「いやホントだって。その本性を出していないだけ」
“本性”
俺の背中を 悪魔が叩いた気がした。
こいつも 離れていっちまうのか？
池田も 俺から離れちまうのか？
ものすごく 怖かった。
それで俺は 池田に昔 俺からはなれていった奴の話を
一つ残らずした。
それで最後に 「お前も離れちまうんじゃねぇかって思ったら、すっげえ怖い」 そう言った。
そしたら池田は
「何言ってんだよ。俺はお前好きだよ」
そう言ってくれた。
これが池田に心開いている理由。
そして
俺が友情とか友達とかを信じない理由。
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