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人格形成の第一段階
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作詞 弘加 |
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ある日彼女に「先に帰って」と言われた
いつも一緒に帰ってたのに
仕方なく私は他の子と帰った
用事があるんだろうと思っていた
それから毎日それが続いた
さすがに不審に思ったけれど
何度彼女に訊ねても
その度にうまく誤魔化されていた
そのうち彼女は無視を決め込み
仕方なく私は他の子と遊んだ
私が苛めていると噂\が立って
苛めたるなよと責められた
他の子たちには愛想の良い君
私を完全に無視する君
わざと毎日一人で帰って
その頃にやっと私は気付いた
無視する君が被害者で
無視された私が加害者で
私を陥れたんだね?
私はみんなに責められた
教室で急に泣き出した君
みんなは当然私の所為にし
先生にまで謝れと言われた
泣いたやつが勝ちなんですか・・・?
人間を殺しちゃいけないからと
心の中で彼女を殺した
先生もトモダチもみんな殺し
最後に自分を抹殺した
―\人格形成の第一段階
信じない心が出来上がった―\
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