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曲がったネクタイ修整希望
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| 作詞 景虎 |
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僕はあんまり器用じゃない
何をするにもドジばっかりで
「どんくさい」ってよく言われる
針を使えば指を刺し
袋を開ければ中身が爆発
何かを喋れば言葉に詰まり
ネクタイも上手く結べない
ホントのホントに情けないよな
だけど、こんな僕を
君は好きだと言ってくれたね
「どこが好きなの？」その問いに
君は笑顔でこう答えた
「人間的に不器用なとこ」
「何だそりゃ」って笑ってたけど
ホントは凄く嬉しかったよ
君から貰ったその一言で
僕の短所は長所になった
君はネクタイ結ぶの上手くて
僕の下手くそなネクタイを
よく縛り直してくれたね
「君が近い」と緊張し
指の細さに一瞬驚く
顔を見ていたときにふと
天使みたいだって思った
ホントのホントに君が好きだよ
だけど、そんな君を
僕はもう抱き締められない
「嫌いになったの？」その問いに
君は笑顔でこう答えた
「何が変わったわけでもないの」
「何だそりゃ」って笑ってたけど
ホントは凄く悲しかったよ
君が放ったその一言で
僕の時間は止まってしまった
下手くそなままのネクタイは
もう直してはもらえない
それなら僕は何度でも
上手くなるまで縛り直そう
ホントは凄く悲しくっても
笑顔と真っ直ぐなネクタイで
君の幸せを受け止めたい
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