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きみは捨てられたままでいるな
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作詞 わたしはオジサン |
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女の子がひざを折ってタンポポと喋ってる
それだけで、なんて可愛いんだろう
学ランをまるで背負っているように見える少年も
染めたばかりの前髪をにらんでる少女も
ほら歩きながらでも
可愛いって思えるひとたちに3人もあえた
「ゴミのなかでも、いちばんゴミらしいゴミって
一体なんだと思う?」
「人間だよ」
なんていう、ちょっぴり哲学的な会話をするカップル
どうしよう、可愛いよ
そのあとで「君は、かわいいゴミだよ」
というけれど、彼女はやっぱり不満な顔をするの
不器用で、頭はよくないかも、でもステキ
いつかは互いを愛さなくなる日がやってきてしまう
離れることは捨てることとは違うんだって
この先だれかが見つけ出してくれるって信じてる
だから違うひとに好きだと言われた日には
さよならだって愛の言葉
のりこえることのできた奇跡のプルーフ
そうよ
このさきに、どんなに近かった誰かと離れても
捨てられたままでいるな
捨てられたと思うな
拾われる人間だと思うな
だって、あなたはこんなにも可愛いから
つよく生きようとする人間は、ひとつの可愛い資源だから
地球のカラダのうえで頑張っていこうな
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