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イラナイ指輪と弱い僕
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作詞 景虎 |
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僕の大切な君
もうすぐ君の誕生日だね
でも 僕はもう
君にプレゼントを渡せない
何ヶ月も考えて
ようやく指輪を注文した
内側には君へのメッセージ
完成した 二人だけのペアリング
君は言ったね
「指輪は特別な意味を持つの」
だから僕
指輪をあげようと思ったんだよ
特別な君だけに
僕のこの想いを込めて
だけど、あぁ
僕は指輪を渡せない
皆にまぎれて
「おめでとう」
俯いたままでそう言うしか
きっと出来ない きっと
僕の大切な君
もうすぐ君の誕生日だね
でも 僕はもう
君の瞳を直視できない
何ヶ月も待っていた
君の誕生日が訪れること
喜ぶ顔が早く見たくて
プレゼント 決まってもないくせに
君は言ったね
「貴方がくれれば何でも嬉しい」
だから僕
余計に君が愛しくなったよ
特別な君だけを
大切にするって誓った
だけど、あぁ
今は辛くて仕方ない
あの日の訪れ
「おめでとう」
その一言ですら苦しくて
上手く言えない きっと
僕の大切な君
君は今、幸せですか?
君を幸せにする力など
僕は持ってはいないけど
君の幸せを願う強さ
それを手に入れたいと
今、思う
だから、あぁ
どうかあの子に幸せを
君の遠くで
僕は祈るよ
それしか出来ない僕だけど
無意味じゃあない きっと
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