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エイシン
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作詞 杜乃 琳 |
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だけどね
未来永劫じゃなくても
僕は盈進してゆこうと決めたんだ
小さな何物も見逃さぬ
優しさがほしいと思った
画面の向こうで泪を流すヒトが
減るようにと
閑かに眼を閉じて
祈ろう
全てを掻き消す闇が優しく
僕の心を透かしてくれる
闇を恐れた昔の僕は
記憶の中で
今の僕に優しい笑顔を覗かせる
何も言葉を発しないけれど
僕に「ありがとう」とぶっきらぼうに
叩き付ける
不意打ちのその少年の笑顔
何だよお前 優しいじゃないか…
眼を見開き
眼前に広がる全てを
自分の中に押し込めることは出来なくて
どうすればその人の陰りに気づけるのか
ずっと悩んでいた
でも本当はそんなことはどうでもよくて
どんなカタチであれ
優しい眼を向けられればいいんじゃないかって…
優しさなどいらないと
粋がった僕が伏し目がちに微笑んだ
ヒトの温かさが何より心地よくて
泪を流すくらいに心を揺るがした…と
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