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萌子へ。。。
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作詞 七海子☆ |
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まだウチが幼稚園の時、
おばぁちゃんの家で暮らしてました。
おばぁちゃんの家には一匹だけ犬が居ました。
名前は萌子。歳は知りませんでした。
雑種でおばぁちゃんが拾って来た犬でした。
いつもウチは萌子と遊んでました。
人懐っこくて可愛いウチの妹みたいでした。
ウチが小学校に入学すると同時に
マンションを借りて親と兄弟と引っ越しました。
それでもおばぁちゃんの家は近くで学校が終わると毎日遊びに行きました。
でもウチが小4の時におばぁちゃんは亡くなりました。
おばぁちゃんの住んでた家は売られていきました。
萌子は居なくなっていました。
おばぁちゃんの死んだ日からどこかへ行ってしまいました。
おばぁちゃんの死も萌子が居なくなったコトも
すべてが悲しくて涙が止まりませんでした。
近所の人と一緒に萌子を探したけど見つかりませんでした。
あれから4年が経ちましたが萌子は見つかってません。
もしかしたらどこかで死んでるかもしれない。
でもウチは萌子が生きてるコトを願ってます。
元気で居てくれればそれでいいです。
誰かの家で飼われてるかもしれないけど、
そこの家の人がちゃんとお世話をしてくれていればそれでいいです。
萌子が幸せでありますように―\―\―\―\
萌子、元気ですか?
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