|
|
|
指つないで
|
作詞 修-L |
|
ねぇ見えてる?
言葉なんて 約束なんて
なんてちっぽけなものだろう
あれだけあいしていると
お互いに飽きるほどうたったのに
みてごらん
いまはそんなもの
金魚ばちの底にでも沈んでる
覚えている?
あの金魚はあなたが
お祭りでとってくれたのよ
まぐれみたいに一個だけ取れた金魚
そういえばまだ名前もつけてないね
あの夜はじめて繋いだ
冷えた指を覚えている?
わたしはいまだに小さな思い出を
たいせつにしているよ
ずっとそばにいると
お互い護りあうと誓ったのに
あなたを護りきれなかった
傷ついたあなたは何処へゆくの?
いまはもう あの優しい背中も見つからない
今度こそ護ると
今度こそ支えると
わたしは思っているけれど
あなたはわたしからも誰からも逃げるばかり
ねぇ
ひとりでいるのは幸せなのかなぁ
ねぇ あの日に帰ろうよ
ふたりで 冷えた指 つないで
ひとりになるのは なれっこだよ
なれっこなのに どうしてかなぁ
ふたりで詰めながら眠ったベッドに横になって
からっぽの冷蔵庫の音をきくと
なみだがでちゃうんだ
あなたのあの背中は
あったかいポッケは
どこへ行ってしまったのかなぁ
今度こそはちゃんと護ってみせるよ
ねぇ、あの日にかえろうよ
冷えた指 つないでさ
|
|
|