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シングルマザー
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作詞 七海子☆ |
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夢を見た。
笑顔で歩く夢。
隣には子供が居た。
笑顔で手を繋いでいた。
すぐに解った。
この子はウチの子。
名前は解らなかったけど、可愛いと思った。
なぜかウチには夫が居なかった。
子供の父親となる人が居なかった。
ウチはシングルマザーだった。
でも笑顔だった。
2人で笑いながら歩いていた。
笑顔の理由は解らなかった。
でもウチは夫が居なくてもちゃんと子供を育てている。
そんな気がした。
この夢が終わらなければいいと思った。
この子ともう少し一緒に居たいと思った。
大人になったら、またこの子と会えるかな?
そう思った瞬間、目が覚めた。
それから外に出た。
たくさん人が行き交う中である親子を見つけた。
その姿が夢で見たウチと子供にそっくりだった。
この人も一生懸命に子供を育ててきたのかな?
と思った。
世の中にはシングルマザーと呼ばれる人が居る。
その人たちはちゃんと子供を育ててきたと自信を持てないかもしれない。
でも子供にとってはたった1人の親。
親にすれば自分1人にしか育てられない子供。
だから、その人たちなりに精一杯子供を愛してる。
その人にしか出来ない育て方をしてきたんだと思う。
全部、間違いじゃない。
全部が最高の育て方。
親には解らなくても子供は解ってると思う。
自分の親が世界一だというコト。
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