|
|
|
DANZIRI
|
作詞 テン |
|
年に一度の秋の日に 男の祭りが始まった
法被姿の荒くれが 集まり祭りが始まった
宮入り 朝の曳き出しで この町中に火を着ける
曳き出し太鼓が鳴り止めば 宮入り太鼓で動き出す
『そろそろいこうか…』と呟けば 少しは心が納まった
前枠操る役員を 獅子噛みが睨みつけた
唄と掛け声が絡み合う 河南の祭りだ この祭り
伝統引き継ぐ若い衆が 時代を写した だんじりだ
河南に集まるギャラリーが 『回せ!』と息を呑み見つめてる
心を静めて番を待ち 合図が出るのを待っている
前枠入った荒くれが 支部長の笛で動き出す
横枠あたりは肩を入れ 『上げろ!落とすな!』とはたかれる
人の力を見せ付ける これが自慢のぶん回し
唄と掛け声が天高く 馬肥ゆる秋に舞い上がる
法被姿の荒くれが 集まり祭りが始まった
伝統引き継ぐ若い衆が 時代を写した だんじりだ
男がひとつになってゆく 河南がひとつになってゆく
男が無心で声を上げ 神を敬うだんじりだ
|
|
|