|
|
|
君の最後の文化祭
|
作詞 弘加 |
|
仲の良い男の子がいた
どちらも恋愛感情は持っておらず
それがお互い気持ちが良くて
帰り道 よく話をしたね
仲の良い男の子が死んだ
文化祭の終わった晩に
川に落ちて 頭を打って
息も出来ずに死んでいった
昨日「またね」と言ったのに
次に見たのは化粧された君
釣りをする約束してた
明日のお菓子にクッキー焼いた
川辺で君と食べるつもりが
約束に君は来なかった
川に行くのは明日だよ?
下見に行ってくれてたの?
彼が連れてた犬だけが
夜中にふらりと戻ってきた
近所総出の捜索で
見つかったのは膨れた死体
彼の葬式で代表\つとめた
皆の前で別れを告げた
ただただ文字を読んでるだけで
心の中は空っぽだった
私は絶対泣かなかった
死なんて認めてやるもんか
精一杯の抵抗で
なんとか自分を保ってた
飛行士になるんだと言った君
全然叶ってないじゃない
毎年参る墓参り
今年で何度目になるのかな?
心配せずとも私はね
君の分まで生きてるよ
|
|
|