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カッター愛した女の子
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作詞 封果 |
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あるところに一人の女の子がいました
その子はとてもカッターを愛していました
友達より 家族より カッターを愛していました
腕を切ったこともありました
友達に虐められたこともありました
でもその子はカッターのおかげで立ち直れました
でもある日
先生に腕の傷が見つかりカッターを取られてしまいました
女の子は酷く悲しみました
そして少しずつ感情がなくなりました
1年後女の子は空気のように軽くなってしまいました
さらに1年後女の子は姿が見えなくなりました
そして
女の子は星になりました
カッターを取り上げた先生は言いました
「せめて理由を聞いてから取り上げるんだった」
そんなこといまさら言ってももう遅い
女の子は星になってまたカッターを愛し始めました
もう 誰も 邪魔をしない
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