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満月ノ欠片
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作詞 陽蔭 |
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病みの中 手を伸ばして 空を掴んだ
黒目に映る 感覚の無い手は
無気力そのものの様だった
全てにおいて難癖つけて
歩もうとしないその足は
腐ったと言うに十\分だった
世の中何が 希望と言うの
明日の何に 想い馳せるの
そう言い放ったのは きっと
期待を背負わされ過ぎたから
空の高さを感じたとき 心の病に倒れたから
闇の中 風の旅人が 歌を歌った
瞳に映る 誘う様な笑みは
私の口に弧を描かせた
其の名において自身をもって
怯もうとしないその人は
満月そのものの様だった
貴方は何が 弱みなの
何処の誰に 想い馳せるの
底が気になったのは いつだか
胸の高鳴りを感じたとき 恋の病に倒れたから
私は何が 望みなの
満月の欠片 胸に刻んで
舞う花弁に 言伝残すよ
私の夢は 永久に探すの
幾度と無く 挑み 叶えて
駆ける流星に 詩を詠むね
歩む為の足と 包む為の手だと 笑うための顔と
合わす為の目だと 触れる為の口と
全て貴方に教わったろう 全て自分のものだろう
過去の自分がいるだろう 先の自分に笑われるだろう
頑張れ 欠片を満たすために
頑張れ 朝日に胸張るために
頑張れと鼓動が告げる そしてこの空に日が昇る
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