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あの夜が明けたら…
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作詞 omoigusa |
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伝えたい想いは胸にあるのに
伝えたい人には未だ届かない
この褪めた空の下
君は今何をしてるの?
伝わらない気持ちのもどかしさ
それは君も知ってる筈
僕は今独り目を覚まし
暗い空を眺めています
夢より暗く明るい闇夜は
泣きべそをかいた薄曇り
冷えた風に抱かれながら
唸りの様な台詞を一度
遠くに光る街灯の群れ
手元のマッチの灯火を消す
露と消え行く決意を暈し
燃える煙草にピントを合わせる
紅く朧な月は笑い
赤く綻ぶ思い草
淡く明け行く西の静寂
未だに燻る無数の燃え糟
見上げた空の星々は
浅く淡い夢に沈みて
我侭じみた片想いには
止まる術等持ち合わせてない
気付けば体が震えてる
少し心が乾いてる
多分此れは夢じゃない
今日の朝日が昇ったんだ
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