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想い告げられたラケット
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作詞 歌剣 |
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無口なアイツが言った
一つの小さな夢を
必死で不器用ながら
走りつづけた君の目を
ずっと忘れない
最後にアイツが云った
『叶えれなかった』
その弱々しい言葉と
流した涙 お前の夢を
今度は俺が叶えてやる
アイツの夢を叶える為
夢中になって走り出した
気がつけばアイツの
為じゃなく
いつの日か俺達の
大きな夢になった
アイツが大事にしていた
小さな夢のラケットを
弱った体で手渡した
アイツの顔を
絶対に忘れない
アイツが俺のほうを見て
『一緒に叶えたかった』
その弱々しい声と笑顔
俺は涙を流しながら
ハイタッチした日を忘れない
俺の夢は一人じゃなく
アイツの夢と重なった
気がつけばピンチの時は
決まってお前が隣に
いたような気がした
このラケットで必ず
俺等の夢を叶えてやる
気がつけばアイツが
思い描き
俺が叶えたかった
あのコートにいた
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