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スミレの空
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作詞 イチヤ |
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細い、細い路地の隅っこ
ある日のこと、僕は小さな芽を出した
甘いにおいのする風が僕の蕾をくすぐる
此処、生まれてきたのか
僕は時々考えるけれど
多分答えはもう特区に出ているんだ
僕はキミに会うために此処にいる
しゃんと上を向いて薄紫の笑顔をキミに
遠い空は青く果てしなく
僕を魅了するのでしょう
遠い、遠いあの町から
ふわらふわら、僕はやってきました
優しいお日様は僕の花弁を暖かく照らす
もし、キミが僕のことを
必要としないのなら
跡形もなく消え去ってしまいましょう
僕はキミに会うために生まれて
キミのために果ててしまいましょう
遠い空は何時しかまじかで
少し涙を流すでしょう
その代わり、その代わり
どうぞ幸せになってください
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