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二人の羽
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作詞 由斗 |
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もしも二人が壊れるときがきたら
そのときは笑っていよう
無理した顔でもいいから、最期に焼き付けておこう
外れかけた車輪は手を汚しながらでも元に戻せるよ
だけど、壊れてしまったモノはもう永遠に戻らない
大丈夫だよっていって握り締めた手に力を込めて
見えかけた未来に強く目をつぶって、かき消そう
もう楽しい未来なんて願うことさえもできないけど、
壊れるときまでも君といられるなら、それだけでいいよ
わざと作られたでこぼこの道を
無理してでも渡る
そうでもしないと今にも浮き上がって見えなくなる
あと何歩歩いてしまったら深い崖にでるだろう
そのときは手をつないで、下を見ないで空をみて
大丈夫だよって大声で君と僕に言い聞かせて
小さく生えた羽を力を振り絞って開いて
後悔はしたけど、あきらめはしないでいよう
一人じゃできないなら二人でいっしょに笑っていよう
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