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動き出す季節に
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作詞 おが |
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夕焼け色の風が僕の中をゆっくり静かに通り抜けた
まだまともに見れない君の影をそっと見つめてた
「しなきゃわかんない」なんて言葉を気休めにしてまた流されてしまうんだ
だけど君に空気にのまれた言葉を言うのは嫌だから
動き出す季節に追いつけず膨らんでく僕の思いに
振り向かず進んで行く君の確かな足音が響いた
電話越しに泣く君の震える声が突き刺さり残るよ
諦める事もできない僕の気持ちが揺らいだ
悲しくて寂しい二人の距離を無くそうと思ってたのに
つかみかけた思い出も何も通り過ぎて行くんだ
焦る気持ちにさえ素直になれず流れてく時が早く感じる
見上げれば夜空に浮かぶ月に雲がかかりそっと消えてく
どのくらいの距離をおけば真っ直ぐなその瞳が見れるの
ずっとずっと歩こうねと言ったのに
動き出す季節に追いつけず膨らんでく僕の思いに
振り向かず進んで行く君の確かな足音が響いた
「ずっと待っていたよ」言えなかったよ素直な僕を見せるのが怖くて
続くはずの道の終わりが見えた
もう二度と届かない滲んで見える君が消えた
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