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カフェオレ
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作詞 com.e |
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真っ白な街ひっそりたたずむ自販機
二人が押すのは隣同士のこのボタン
僕は甘めコーヒー 君は甘いカフェオレ
「どう違うんだろうね」って君は微笑んでた
品が入れ替わってたいつもの自販機
一口つけてシワの走った僕のおでこ
苦いのは苦手で 少し視線を落とす
手にもつ缶には無糖の太い文字
顔をしかめて飲んでる僕に
「飲む?」って君はカフェオレをくれた
隣同士いつものふたつのボタン
あの日僕は初めてカフェオレを飲んだ
そのカフェオレは僕の心を温めてくれたんだ
月日は流れ夢の様に君は行ってしまった
もう二度と会う事のない遠いところへ
置き去りになった僕はまたあの場所へ行くよ
一度しか押さなくなったボタン
たまに僕はひとつずらして押すんだ
あのカフェオレが僕の心を温めてくれるから
この場所でまた君を感じられるから
一度しか押さなくなったボタン
やっぱり僕はひとつずらして押すんだ
あのカフェオレはもう無くなっちゃったけど
想い出はまだきっと残っているから
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