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生命
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作詞 美浜 孝太郎 |
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缶ジュースがぬるくなった
不味くなるから捨てた
ゴミ箱なんかじゃない 道の真ん中に
強い太陽が威張る 空を見上げて
地ベタにしゃがむ集団
同じ空の下で 人間が死ぬ
捨てられた120円 安くない
命を捨てたんだ 大袈裟じゃない
地ベタに倒れる子供達
大人になること知らない 「僕らは・・・僕らは・・・」
病気になっても治せない 「僕らは・・・僕らは・・・」
僕らは何をやっているんだ 何に絶望してんだ
悲しくても涙流せる 生きてるから
無料でもらう教科書は
本当は無料じゃない
どこかに置き去りだよ 今も新品だ
知ってる世界で威張る 下を探して
今日もドングリの背比べ
比較しても同じ 一つの命
文字さえも 学べないんだ
毎日生き抜くこと それだけなんだ
どっちが先に死ぬか比べてる
水が見つからず倒れる 「僕らは・・・僕らは・・・」
子供がゴミを食べる 「僕らは・・・僕らは・・・」
親に自分を売られる 「僕らは・・・僕らは・・・」
地雷で片足失くす 「僕らは・・・僕らは・・・」
僕らは求めすぎているんだ 何も分かってないんだ
今からでもやり直せる 生きてるから
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