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暖かい小さな手
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作詞 青空キコ |
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ボクはこんな世界から独立することに決めたんだ
腐った現代を脱出して
ボクだけの孤独な世界へ移住する…
だからあの日から
ボクは学校に通わない
だからあの日から
ボクは滅多に外に出ない
だからあの日から
ボクはケイタイの電源を切った
だから…
なんて引越し準備した
家族はもちろん心配した
「苛められてるの?」
「何が嫌なの?」
なんてさ…
そうだよ
苛めれたよ
だけどね…
そんなこといえるはずなくてさ
孤独の世界は楽しいですか?
孤独の世界は何あるのかな?
楽しくなんてないただただ虚しさ駆け巡るだけ
何もないんだこの世界ただただ闇があるだけで
孤独の世界に入ってから何ヶ月たっただろうか?
毎日部屋に料理を持ってきてくれる母
毎日服を洗濯してくれている母
毎日ドア外から話しかけてくれる父
たまには旅行に行くかなんて言う父
毎日悲しそうな顔で問いかけてくれる犬
皆の行動が暖かくて…
皆の行動がうれしくて…
それからまた数ヶ月たった
中1の頃 親に頭下げ
買ってもらったケイタイ電話
今では機能\を果たしていません
だけど 契約解除をしない家族
LOVE定額や家族割引もしています
今ではどれも無意味です
そんなケイタイに数ヶ月ぶりに電源いれる
新着メール350通 なんて驚異な数字が表\示され
驚きチェックをした
ボクが孤独へと移住したあの日から
毎日毎日メッセージを母はくれていました
毎日毎日学校近況友はくれていました
なんだか心が温かくて暖かくて
熱くて暑くて…
小さな手(メッセージ)だけどうれしくて…
1通1通目を通す
涙が出てきて
ポロポロと…
止まんなくて止まんなくて…
明日 ボクはまた移住します
腐った社会へと…
腐っていてもおいしい部分はあるのだから…
雪舞う空に星がクロスして
ボクの明日を信じるように…
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