|
|
|
詠われる花たち
|
作詞 アウトレット |
|
人間の紡ぎ出す言葉は
生まれた時心に植えつけられた
様々な言葉の種たちが
芽生えては咲き勇む時の音
悲しみは種に優しさ与え
苦しみは種に重みを与える
そして紡いだ花たちは風に乗り
誰かの心へ飛んでゆく
この心の種たちが
枯れ果てるまで僕は詠おう
一人でも多くの心へと
種を運び花を咲かせる為
詠われる花たちの命 短く 明日には枯れる
だからいつか僕は詠う 誰かの心で生き続ける花を
今の僕が持つ種たちは
悲しみに 時には苦しみに
何度さらされても 今もなお
花を咲かす時を待っている
怒りは種に弱さを教え
喜びは種に強さを教える
そして紡いだ花たちは風に乗り
誰かの心へ飛んでゆく
今咲く僕の花たちは
種と同じ強さを持ちながら
旅立ってゆくのだろう
僕だけの想いを花弁に乗せて
詠われる花たちよ 届いておくれ 誰かの心へ
詠われる花たちの種を持ち続けよう
まだ知らぬ誰かのために・・・
|
|
|