|
 |
|
宇宙飛行
|
作詞 quii |
|
生まれたときに持たされた
真っ白な毛糸の先端を
引っ張り続けてきた結果
僕の後に過去が生まれた
それは見えないために踏まれたり
曲がりくねって ときに染められ
だけど埋もれず なんともいえない色を主張する
宇宙から撮った写真には
地球は青く写るらしい
いつか見れるときがくる
僕らの目で僕らの星を
だけど君らは手放さないで
そのために僕は守るよ
今僕らがいる星を
君らがずっといるべき星を
生まれたときに持たされた
真っ白な毛糸の先端は
人と交わり絡まって
でっかい毛布編み上げる
人は見えないためにほどいたり
破りあって ときに染めあい
だけど消えずに なんともいえない青を主張する
宇宙から撮った写真には
地球は丸く写るらしい
そんなことは知ってるから
僕は見たいと思わない
だけど君らは行くだろう
此処を見尽くさないで他へ
今僕らがいる星は
君らがいるべき場所なのに
地球を覆う青い毛布はいつの間にか裂けて空へ
だんだんと崩壊する星を人々は見向きもせずに
宇宙から撮った写真には
白い地球が写ってて
歪んだ地球が写ってて
僕は何を思うだろう
だけど君らは知っていて
彼らの罪と僕らの後悔
彼女の努力と世界の涙と
僕らみんな此処を愛していたって
宇宙から撮った写真には
まだ青い毛布が掛かっている
僕らは努力をし続ける
僕らはまだ此処にいる
|
|
|